2020年からのコロナ禍をきっかけに、世界情勢は様変わりしました。世界における日本の立ち位置も変わり、
今後ますます不安定で先行き不透明になってくると言われています。
果たして、第二新卒の転職はありなのか?結論から言うと『あり』ですね!
では、その詳細をどのような求人市場になってきているのかも含めて見ていきましょう。
・今(2022年)、第二新卒の転職はアリ?
・求められる人材とは?
ぼくはメーカーで営業職をする傍ら、人事担当も行っています。実際、肌感覚で思うところも含めて、第二新卒の方々の参考になればと思います。
転職活動をするからって、決して転職しないといけないことはありません。
だから、肩の力を抜いてまずは今の自分を見つめ直し、将来の自分を想像してみてください。
それだけでも大きな一歩です。そして、転職したい!と思ったらまずは行動に移してみましょう!
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もくじ
求人市場におけるコロナの影響は?
金融、製造業を筆頭に厳しい打撃を受けていることは否めません。もちろん、会社規模や業界によって違いはありますが、日本経済においてもコロナ禍が残した爪痕は計り知れません。
では、求人市場は一体どのようになっているのでしょうか?見ていきましょう。
求人は減少してるの?
では、求人は実際減少しているのか?その答えはNOです!
まずは以下をご覧ください。これは各年度における有効求人倍率をグラフ化したものです。確かに2020年度より減少傾向ではありますが、その後緩やかに回復傾向にあり、倍率は1以上を維持しています。
つまり、求職者1人に対し、求人が1人以上…そう、ちゃんと席はあるんですよ。
引用:独立行政法人 労働政策研究・研修機構/国内統計 有効求人倍率
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/covid-19/index.html
不景気でも求人はある!
意外にもコロナショックで不景気でも求人は一定数あるということですが、考えれば簡単なこと。企業としては苦境だからといって、人事採用をしないわけには行きません。
確かに目先は人件費等の固定費はかさみますが、採用しないと先々で痛い目を見るからです。でないと、中堅どころが育つ10年後の選手層がぽっかり抜けてしまうということも…。実際、2009~2010年のリーマンショックで採用を絞ったツケは、確実に今回ってきています。
だから、企業は中長期的に見て求人の門戸を閉じることはありません。いや、仮に絞る・閉じる企業は危ないです…。
企業が求める人材とは?
では、そんな企業は今、どんな人材を求めているのでしょうか?
根本的には今も昔も変わらないでしょうが、改めて求められる姿を考えてみましょう!そして、あなた自身がそれを意識して転職活動を行うことができれば、より有利に立ち回れるのではないでしょうか?
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第二新卒の売りとは?
第二新卒の売りとは一体なんでしょうか?それは、「若さ」です!
それは新卒採用だけで賄えるのでは?と思われがちですが、今は離職率も高く囲い込めないことに悩む企業も少なくありません。だからこそ、この若さこそが圧倒的な売りと言えるのですね。
そんな若さはもちろん有限。あまり慎重になるがあまり、行動に移さず歳を重ねたら売りをどんどん消耗させていくことになります。そういう意味でも、踏み出すなら若ければ若いほどいいとも言えそうですね。
求められる資質とは?
次に、売りではなく求められる資質を見ていきましょう。
よく学歴や前職のキャリアを気にする方がいますが、大丈夫!よほどの経歴でもない限り期待していません。
こう言うと冷たく聞こえるかもしれませんが、30代の中途採用ならともかく、第二新卒に求めるものではないと断言します。だって、これからって人材ですよ。そこは不安を感じる必要はありません!
では、どのような人材が求められるのでしょうか?以下にまとめてみました。
・とにかくやる気があり、素直。
・中長期的に目標やビジョンがある。
・伸びしろを感じさせる。
やりたいことが明確になっている。
まずは、志望動機や転職理由がはっきり言えるということが重要です。そして、入社後に何がしたいかも明確になっていないとダメです。企業側としては、どういう志で何をするために自社を希望するのかを知りたいものです。
とにかくやる気があり、素直。
これぞ売りで紹介した若さの特権ですね!ここに一番期待を寄せていると言っても過言ではありません。
中長期的に目標やビジョンがある。
これも大事なファクターです。特に前職を短期間で辞めての転職の場合、同じように短期間で辞められるのでは?と勘繰られがちですので、必ず払拭しましょう。
繰り返しになりますが、転職先へ入社後にどうありたいかというのを企業側は見ています。ここは明確に持って、PRするようにしましょう。そして、転職に関係なく、先々の目標やビジョンを持つことは、あなたにとって必ずやプラスに働くことでしょう。
伸びしろを感じさせる。
スポンジのように吸収して成長する。これにも期待を寄せています。ある程度、年を取って社歴を積んでしまうと、なかなか素直に吸収できないものです…。
まとめ
いかがだったでしょうか?確かに不透明な日本経済ではありますが、第二新卒の転職はありです!
とにかく若さという売りを生かし、求められる資質を十分に検討したうえで挑戦してみてください。転職はとにかくリサーチと準備がすべてです。
特に第二新卒の方々は、転職サイト/エージェントに登録して、アドバイスや種々のサポートを受けるべきです。それではみなさん、頑張ってくださいね!
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