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【保存版】温泉とは?楽しむために必要な知識を紹介!

  • 2020年1月18日
  • 2020年3月9日
  • 温泉
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まろはだいまろ。温泉大好き!どうせなら、たくさん温泉のことを知ったうえで楽しんでもらいたい!!今回は温泉はどのように浴槽へ提供されるかをお伝えしいきますね。

 

1、温泉の取り入れ

まず、温泉施設・旅館はお湯を取り入れないことには始まりません。この取り入れ方は自家源泉共同源泉に大別できます。読んで字のごとく、前者は自前で源泉を所有するもの、後者は大きな湯脈をみんなで分けるものです。温泉は、最短で最速でまっすぐに供給されるのがベストです!温泉だって鮮度が命。供給までに時間がかかればその分、酸素に触れて酸化してしまうので品質を損ねてしまいます。

この観点からしても、自家源泉を持つことが理想形と言えます。
ただ問題なのが、「ちゃんと湯量を確保できるか?」です。意外に湯量不足で頭を悩ませる場合も多いようで、この場合に湯脈をみんなでシェアするわけです。
この方式では、今でこそ源泉の鮮度を極力損なわない技術が導入されているようですが、貯湯タンクで一旦ストックされる等、湧出~供給に時間を要してしまいます。そういう意味でも自家源泉って貴重ですね。

 

2、温泉の配湯

では、お湯を取り込んでから、それをどう運用するかですね。
配湯って聞き慣れないフレーズですが、要は湧出した温泉を浴槽へどう注ぐかです。温泉はまさに十湯十色であり、泉源の成分・温度・湧出形態はそれぞれです。そんなお湯を、いかにイイ状態で入浴できるようにするのか?温泉経営者サイドの腕の見せ所なのかもしれません。この配湯方式には3種類あります。


■その①:源泉かけ流し方式

みなさん御存じ、温泉の判断基準の一つにもなってますよね。源泉をそのまま湯口から注ぎ、オーバーフローさせて溢れたお湯をそのまま流してしまう方式です。常に新鮮でありのままの源泉が楽しめちゃいます!
「自家源泉、源泉100%かけ流し」が理想形で、この謳い文句のある施設には期待大ですね!



■その②:循環方式

使用済のお湯をまたキレイにして再使用する方式です。
一般的に、湯量不足や加温・加水によって温度管理する場合に用いられます。下の絵をご覧ください。使用済みのお湯を排水口から回収、集毛器によって髪の毛や皮脂、大きめのゴミを除去します。そこに塩素系消毒剤を投入。ろ過、加温、加水された後、再び浴槽に注ぎこまれます。衛生上は問題ありません。天然温泉と名乗るスーパー銭湯はこの類が多い印象です。

 


■その③:半循環方式

源泉かけ流しと循環の併用方式です。源泉を注ぐ一方で、浴槽の湯を循環させます。温泉資源を大事にしつつも、お湯本来の良さも確保する手法ですね。源泉を投入する箇所(上部、浴槽内etc)や、タイミング(入替え、オーバーフローetc)が色々あるようなので、観察してみても面白そうですね~

 

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3、温泉を愉しむために

いかがでしょうか?源泉として湯量不足でも、手を加えたり循環が必要であっても、温泉経営側のたゆまぬ努力によって、安全な温泉が提供されています。それでも可能な限り、良質な源泉100%に巡り合いたい!!

温泉に出かける前にお湯情報を下調べすることも大事ですが、温泉地に行ったらまずは外湯に入ることをオススメします。共同湯や元湯、公衆浴場と呼ばれたりもします。外湯は温泉地のルーツです。湯質や湯量が良く、その温泉地のお湯そのものが楽しめます!多くは日帰り湯として数百円くらいの格安の入浴料でみなさんをお待ちしていますよ~。

 

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