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【保存版まとめ】温泉の泉質を徹底紹介!

  • 2020年1月19日
  • 2020年3月9日
  • 温泉
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まろはだいまろ。温泉大好き!どうせなら、たくさん温泉のことを知ったうえで楽しんでもらいたい!!今回は泉質の分類をそれぞれ分かりやすく解説していきます。温泉に出掛ける前にサラッと確認してもらえる手記になればと。ではでは、記事見た後は温泉にいってらっしゃい~!!

 

1、成分表を見てみよう!

さて、泉質の分類を紹介する前に一つオススメしたいことがあります。それは入浴前の温泉成分表の確認です。脱衣場に入ったら下表のような表示を見たことがありませんか?保健所の指導で定期的な水質検査と、この温泉成分表の表示が行われています。これに目を通してほしいのです。なぜなら、一目瞭然!その温泉がどのようなものか一発で分かるからです。

 

これはあくまでも一例で、いろんな表記スタイルがあると思いますが、記載内容はほぼ決まっています。いわば温泉のプロフィールですね~。まず①にその温泉のメイン情報が入りますが、特に注目したいのが泉質ですね。後ほど紹介する泉質分類のどれに該当するかは、だいたいここで判別可です。以下②~④は含有成分が記載されています。細かく見る必要はありませんが、各泉質分類に応じて、注目したい成分があります。ここでは、それをチェックできればOK!!その温泉の泉質を知ると知らないとでは楽しみ方が違ってきますよ~。

 

2、泉質の分類

では、実際に泉質の分類を見ていきましょう。ここでは大きく9つに分けて紹介していきます。基本情報を知った上で、1項で取り上げた温泉成分表を確認すれば、より理解が深まるはず。では、早速まいりましょう~!

2-1.単純温泉

【定義】
温泉水中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1kg中に1000mgに満たないが、泉温が25℃以上のもの。

【特徴】
「温泉法」で定められた特定成分が規定値に届かないものの、もう一つの温泉と呼べる条件である泉温25℃以上を満たしたものですね。日本全体の半数近くがこの泉質と言われています。特に有名で人気があるのが「アルカリ性単純温泉」ですね~。無色でぬめりのあるトロトロ湯で、女性から美肌の湯と喜ばれるやつです、はい。

特に温泉成分表で確認しておきたいのが、メタケイ酸の含有量です。これが化粧水にも含まれる美肌のモトなわけです。だいたい遊離成分として表記されていて、100mg/1kg以上含まれていれば美肌の湯です!!中には500mg/1kgオーバーのとんでもない温泉もあります。また別途、紹介しようと思います。

さらに、アルカリ性の強弱にも注目したいところ。これも温泉成分表に記載してあります。この強弱は濃度を数字で表現するpHが用いられます。(学生時代に習いましたよね?)およそ、pH7.5~8.5が弱アルカリ性泉、pH8.5~10がアルカリ性泉、PH10~が強アルカリ性泉に分類されます。ちなみに、入浴後にお肌がスベスベに感じるのは、お湯が角質や皮脂を分解するから。アルカリ性が強いほどこの効果は高いです。ただし、必要以上に皮脂を取り除いてしまうこともあり、入浴後はしっかりと保湿しないと逆効果になってしまいます。よく「トロトロの湯に浸かって化粧水いらず♡」と喜んでいる女性を目にしますが要注意!!
美肌の湯こそ保湿ですよ~!!

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2-2.食塩泉(塩化物泉)

【定義】
溶存物質量(ガス性のものを除く)が温泉水1kg中に1000mg以上あり、陰イオンは塩素イオン、陽イオンはナトリウムイオンが主成分で、結合すると食塩を形成するもの。

【特徴】
島国の日本にとって、この泉質はやっぱり多いです。海沿いの温泉地はたくさんありますが、まぁほぼこれでしょうね。とにかく湯量が多いのが特徴で、それもあってか源泉かけ流しが多い印象です。無色でしょっぱい塩味を感じ、塩分濃度が強いと少々べとつきがあります。1kg中に食塩5g未満は弱食塩泉、15g以上は強食塩泉と分類されます。このお湯は、毛穴を塩分がふさぎ保温効果に優れています。上がり湯にシャワーはもったいないです。切り傷や火傷などの外傷にもイイとされていますね。

 

2-3.重炭酸土類泉・重曹泉(炭酸水素塩泉)

【定義】
溶存物質量(ガス性のものを除く)が温泉水1kg中に1000mg以上あり、陰イオンはヒドロ炭酸イオン、陽イオンはカルシウムまたはマグネシウムが主成分のもの。

【特徴】
なんだか定義が化学の世界になってきましたね(笑)簡単にいえば重曹の温泉です。重曹は化学名「炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)」で、よくお掃除の洗剤として用いられますよね。そこからもイメージできるよう、皮脂を分解してキレイにしてくれることから「美人の湯」と呼ばれています嬉野温泉(佐賀県)なんかが有名ですよね~。こちらは「美肌」ではなく「美人」と分別されてます。基本的には無色でトロトロの肌触りです。鎮痛効果や利尿作用があるとも言われており、それぞれ皮膚病や痛風にも効能があるとか。個人的には大好きな泉質ですね~。

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2-4.硫酸塩泉

【定義】
溶存物質量(ガス性のものを除く)が温泉水1kg中に1000mg以上あり、陰イオンとして硫酸イオンが主成分のもの。

【特徴】
この泉質は、陽イオンの主成分によってさらに「①カルシウム硫酸塩泉」、「②ナトリウム硫酸塩泉」、「③マグネシウム硫酸塩泉」の3種類に分類されます。まず①は、カルシウムによる鎮静作用によって外傷や火傷に効果があると言われています。②は高血圧や動脈硬化症に効果があるとされ、飲泉の場合は便秘や痛風、糖尿病に良いとされています。③は希少価値の高い泉質で、高血圧や動脈硬化症、脳卒中に良いとされています。陽イオンによって少しずつ性格が変わります。この泉質こそ、温泉成分表を利用して硫酸イオンの相手イオンを確認しましょう。

 

2-5.炭酸泉(二酸化炭素泉)

【定義】
温泉水1kg中に遊離二酸化炭素を1000mg以上有するもの。

【特徴】
火山国の日本では、比較的泉温が高くガス成分が揮発しやすいため、天然の炭酸泉は希少です。そう、二酸化炭素は高温の水には溶けきれないわけですね。だいたい40℃以下が大半ですが、心配ご無用!この泉質の保温効果は最高です。
表皮から水に溶けた炭酸が血管に流入、体は異物と認知し血管を拡張させて血流を上げて流そうとします。これにより血行が劇的にUPし、ポカポカが持続するわけです。体感+2~3℃くらいに感じられます。言わずもがな、血行が良くなるので高血圧や心臓病にも効果があり、老廃物を流すのでデトックス効果にも期待できます。日本一の炭酸濃度を誇る長湯温泉(大分県)は、ぼくの大好きな泉質の一つです。冒頭の通り、希少な泉質ですので近場になければ、スーパー銭湯にある人工の炭酸泉を楽しみましょう。

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2-6.鉄泉・緑礬泉

【定義】
温泉中1kg中に総鉄イオン(鉄Ⅱまたは鉄Ⅲ)を20mg以上含むもの。

【特徴】
主要な陰イオンが炭酸水素イオンの場合は炭酸鉄泉、硫酸イオンの場合は緑礬泉と分類されます。有馬温泉(兵庫県)の金泉のように、鉄泉は茶褐色に濁ったイメージがありますが、酸素に触れて酸化するまでは無色透明なんです。稀に無色透明のままの新鮮な鉄泉に出会えることもありますよ。関節痛や皮膚病に良いとされています。

 

2-7.硫黄泉

【定義】
温泉水1kg中に総硫黄を2mg以上含有するもの。

【特徴】
やはり、にごり湯に腐卵臭というのが日本の温泉イメージですよね~。効能も折り紙つきで、末梢毛細血管の拡張作用から血流がUPし、高血圧や動脈硬化症、心臓病に効果が期待できます。また、強い殺菌作用も有していて、皮膚病にも良いとされています。温泉に来たーっていう強い実感があると思いますが、成分濃度が濃い場合が多いので長い入浴には十分ご注意を。露天風呂のほうが換気を気にする必要もないのでイイと思います。

 

2-8.酸性泉、酸性硫黄泉

【定義】
温泉水1kg中に水素イオンが1mg以上含有するもの。

【特徴】
硫黄泉と同様、これが火山国日本の温泉といった泉質ですね~。若干、黄褐色のにごりがありピリピリ感の肌触りがあります。肌への刺激性が強いので、特に敏感肌の方は入浴後にしっかり真水で流したほうが良いでしょう。一方、強い殺菌作用がありますので、皮膚病に良いとされています。

 

2-9.ラジウム・ラドン泉

【定義】
温泉水1kg中に30×10^-10キューリー以上のラドンを含有するもの。

【特徴】
放射能と言えば、「大丈夫~!?」という声が返ってきそうですが、天然のごくごく僅かな放射能はむしろ人の免疫力を高めてくれるようです。沸かしてしまうと含有成分が散ってしまうので、源泉100%を楽しむのがイイと言われています。利尿効果があるので、痛風に効くとも言われています。また、鎮静作用により自律神経のバランスを整えるようです。希少な泉質ですね~。

 

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3、まとめ

いかがだったでしょうか?温泉と一口に言っても泉質はさまざまです。アルカリ性単純泉にラドン含有といった合わせ技の泉質だって存在します。繰り返しになりますが、この基本情報を知った上で温泉成分表を確認してみてください。ざっくりでもその泉質を把握して入浴すれば、また違った楽しみ方ができますよ!!

★だいまろ★
★だいまろ★
入浴前にどんな温泉なのか、
温泉成分表をチェックする習慣を。
行く前に調べれたらなお良し!
うん、確かに入る前にどんな泉質か
確認すると楽しみも倍増するよね~
★けんぼー★
★けんぼー★


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